今日の桜『ムシャザクラ』も国立遺伝学研究所に原木がある桜だと京都府立植物園にてスケッチした時の案内に書かれていました。
国の機関が原木も保護されていること、桜を次世代へつないでいく為に手立てがされていることがわかると本当に嬉しいです。
調べてみると『高砂』という桜の別名でもあるとあり、どのような経緯で日本の侍のように呼ばれているのかわかるといいなと思っています。

昨日、日本ボタニカルアート協会の浅野ひさよ先生よりお便りが届きました。
~第53回日本ボタニカルアート展~の案内で、10月9日から14日まで東京銀座のGalleryムサシにて開催されます。
現在放映中の朝の連続ドラマ小説『らんまん』の主人公牧野富太郎博士と生前ご交流があられた
ボタニカルアーティストである太田洋愛画伯とそのお仲間で発足されたこの会は
長く日本のボタニカルアートの文化を支えてこられました。
浅野先生は太田洋愛氏と師弟関係にあり、2021年の9月には東京 牧野豊太郎記念庭園にて開催された太田洋愛氏の展覧会にて講演をしてくださいました。
私も展覧会と講演会のどちらにも伺い、浅野先生ともお会いすることが出来ました。
私がボタニカルアート教室を始めた時、講師として様々な悩みを抱えていた時に温かくアドバイスくださった事を今も忘れません。

今日の武者桜とGalleryムサシはどちらも日本の植物を見つめて調べ描いて残してこられた、先人たちの侍魂だとわかりました。
浅野先生に頂いた絵葉書には『ノコンギク』を描かれていました。
調べてみるとノコンギクの花言葉は『守護、長寿と幸福、忘れられない想い、指導』
日本の桜や植物たち、そして先生方の温かく大きな存在を伝えていました。
日々私に届く奇跡のようなメッセージに今日も心から感謝して、また桜を描いて行きます。