141.妹背

今日の桜は以前平野神社にてスケッチした『ヒラノイモセ』と同種と思われる『イモセ』です。

 

スケッチした京都府立植物園の案内を見ると日本の桜守佐野藤右衛門氏の桜コレクションに由来する桜でした。

 

桜は同種でも場所によって固有の名前が名付けられることもあり

 

その際は別の個体としてお伝えさせていただいています。

 

 

こちらの種は前回描いたものより花弁が丸くフンワリしている特徴がありました。

 

古文において愛する人という意味を持つイモセ

 

今朝この桜を描き終えて

 

苦しみや悲しみ、怒りを与える相手は自分の愛の大きさを学ばせてくれたのだと

 

長年の葛藤がふと感謝に変わりました。

 

その学びのために私の魂さんはこの人生に覚悟をもって生まれてきたこと

 

だからこそ人の私にいつもありがとうと伝えてくること

 

この体と心があって学べる人の自分を精一杯いたわりたいと深い祝福に満ちています。

 

ここから前回描いた平野妹背の時のブログです。

 

32.平野妹背

 

ようやく完成した桜『ヒラノイモセ』は昨年の春に平野神社にてスケッチしました。

 

平野神社を発祥とし、雌しべが二本あり実が二つ結実することから

 

愛する人を意味する妹背の名がついたと伝わっています。

 

  

自分の中の宝物だけ見つめて生きて

 

それが今日描いた可愛い桜からのメッセージでした。